【デザイナー的ゲームレビュー】Rule with an Iron Fish

こんにちはhayatoです。

今回ご紹介するのは海外ゲームのKestrel Gamesの

「Rule with an Iron Fish」です。

Kestrel Gamesは可愛らしいイラストが特徴的です。

独特の世界観が感じられるゲームを制作している会社です。

では、Iron FishがどんなゲームかはTrailerを見てみましょう。

簡単に言うと釣りゲームです。以上!


はい…。


では本題。


実際にプレイして気づいたことをデザイナー目線で

追っていきましょう。

まずゲームロゴがすごく気になりました。

釣りゲームなのにあまりそういう印象を受けません。

どちらかというとタコ。

このゲーム知らないユーザーのためにももう少し

釣り感を出した方がよいかなと思いました。

例えばタコはそのままでも釣竿が添えてあれば

もっと印象が変わったでしょう。

まぁ魚って書いてあるので英語圏の方はわかるのかな…。

続いてログインしてマップが開きます。

よく見ると画面の四隅が丸くなっていますね。

全体的に優しい印象になりますね。

マップ上には島がいくつかあり、

雲で覆われているところもあります。

プレイしていて凄くきになる部分ですね。

こうしておくと島を解放するにはどうすれば良いのか

好奇心が湧きプレイしている人にとって

自然と目標値ができるんです。

が、惜しいのはどういう順番で解放されていくのかは

わからないので、若干ストレスを与えてしまうところかなと思います。

微妙な島のずれでわからせようとしていますが

直感的ではなく気づき難い微妙な差はユーザーは理解してくれません。

そして、自分の島が分かり難いかもしれません。

画面中央下のやや大きい島がそれにあたります。

自分の島に入ると住人が何人かいて

クエストを与えてくれる存在になってます。

ビックリマークの住人に話しかけると

「材料をとってきてくれ」的なことを話してきて

クエストリストに追加されます。


ここで注目したいのは鍵マーク。

その先に何かあるけどまだ行けない場所があると

ユーザーに興味喚起をしています。

どうすれば解放されるのか、その先には何があるのか

鍵マークを置くだけで絶大な効果が期待できます。

ここでも目標値を示しているのが感じられますね。

さて、島の住人からお題をいただいて

クエストを進めるのですがリストを確認して開いた画面がこちら。

リストを確認するわけですから当然、画面中央の文字に目が行くはずです。

で、読み終わったらどうすればよいのか…。

閉じてクエストを進行させたい気持ちになるはずです。


閉じる…。

閉じるボタン…。


右上のエックスか!!!



ひじょーに分かりにくくなってます。

ユーザーが文章を読んでいる場合、

目の動きはしたに向かうはずなんです。

読んだら閉じて次の行動をしたいのに私のように

気づかないユーザーも多いはず。

また、右上に閉じるボタンを置くのはスマホのゲームにとって

マイナス要因です。

片手で操作している事をも想定しなければならないので

指の軌道範囲内にボタンは配置した方がよりストレスフリーな

ゲームになるはずです。

リストがスクロールになっているがための右上なのかもしれませんが

ここは思い切ってエリアの一番したにおいた方が

ユーザーのストレスは軽減されるはずです。


画面上部の宝箱アイコンを押すと

アイテムリストが表示されます。

自分が所持しているアイテムが宝箱…。

宝箱といえばどちらかというと財宝が入っている印象なので

カバンのようなイラストの方が良い気がしました。

また、所持しているゲーム内通貨が二重表記になっています。

二重表記させる意味がないのでいらないですね。

アイテムリストとはいえど、解放されていないものがいくつか

表記されていて、解放に素材が必要であれば素材リストが表記されていて

分かりやすくなっています。


Locked…。


ここ鍵マークでよかったんじゃ…。


アイテムリストにも目標値「Locked」のが記載されているので

「解放してみたい!」とゲームを続ける起因になります。

実際の釣り画面の餌購入にも「???」があり

凄くきになります。

単純に種類の違う餌を購入すれば表示されるんですが

?にされると埋めてみたくなるんですよねぇ。

ここでも目標値が埋め込まれています。


ーーーーーーーーーーーーまとめーーーーーーーーーーーー

ゲームは単純にイラストが可愛いだけでは続けてくれないので、

このような飽きさせない目標値の設定と表記はものすごく重要です。

そして大切なのはその目標が達成可能かつ解放した時の喜びが

このゲームの最大の面白さなのかなと思いました。

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