【デザイナー的ゲームレビュー】大海賊クエスト島

こんにちは。Hayatoです。

今回ご紹介するのは株式会社カイロソフトから3月7日に

リリースされた「大海賊クエスト島」です。

(意外とHOTなゲーム!)


どんなゲームかと一言でお伝えすると箱庭系です。

カイロソフトはほとんど同じスキームで絵が違う

場合が多いですが、今回の「大海賊クエスト島」は

奥が深いというかやり込み要素満載!

昨今のソーシャルゲームのスキームをしっかり

仕込んできています。

公式の動画があったのでペタリ。


動画、雑っw

なんとうかハヤリに流されていない

独自のスタイルを貫くっていうのはある意味強み…。

脱力系マーケティングとでもいうのかな…。


面白いなと思ったのがキャラ一人一人に

名前が付けられる事、そして別々の動きを役割に応じて

ちゃんと細かく動いているところ。

他のタイトルと同じなんですが今回も採用されていていました。




UI構成

最初の街の構成(マップ)を切り取ってみました。

けっこー広い!

最初の街は名前が付けられたのでロンダルキアにしておきました。

(世代バレるで)


クエストを進めていくと建物を建てられるようになりますが

そんなには多くないみたい…。

(まだ初めて間もないので未知数)

ドット絵が細かい!!

緻密に描かれた街並みをじっくり観るのも面白さの一つですね。

船は甲板、上階、下階の3っつの空間に分かれています。

ここが箱庭要素の最大の魅力でしょう。

自分の船をどんどん大きくして家具を充実させる!

UIの情報設計は比較的わかりやすく配列されています。

画面下部のボタンも見た目は分かりやすい…。



だがしかし!!

今回なぜこのゲームを取り上げたかというと……。

カイロソフトからリリースされているゲーム全般に

言える事なんですが、操作性が最悪です。

一言でいうとガラケー。

この操作方法になれるのに最初は戸惑います。

たぶん最大の離脱ポイント…。

スマホの時代にスマホライクな操作方法じゃないとは

信じがたいものです…。

また、実はUIもクエストを進行してる際

ボタンなのかタップで先に送るのか

ほぼ分かりません!

適当にタップしてたら進行してる感じです。


イライラ度MAX!!!!!


UIデザイナーに課せられた義務は

ボタンのデザインだけではないのです。

UXも同時に行えないと総合的に

ユーザーに満足させる良い物はできません。

自分が作るものは本当に大丈夫なのか?

と立ち止まって考えるきっかけにもなりました…。


でも、慣れって怖いですね。

しばらくやり込むとわかってきて楽しくなってくるw



ちょっと悪い事を書きすぎましたが

スマホライクに慣れすぎてゲームとは?

という大切な何かをを思い起こさせてくれました。


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