ダービースタリオン マスターズ【UX】

こんにちはhayatoです。

デザイナー目線でブログを書かせていただきます。

今回もややUXよりな目線です。


ダビスタを語ると年代がバレる!?

競馬ゲームを最初に触れた場所はゲームセンターでした。

コインゲームでリアルにおもちゃの馬が走るというやつ。

毎回勝ち馬を予想してコインをBetしていく単純なゲームでした。

次はスーパーファミコンのダービースタリオン。

今回ご紹介する元となったゲームですね。

自分の愛馬を育ててレースに勝つ!!!!的な。

ダビスタの話や馬の話をすると、大体の年代がバレますね(笑



重要なボタンは?

牧場と厩舎のスクリーンショット。

今時の言葉で言うと

牧場がマイページ的な場所で厩舎がデッキ&強化ページ。

ダービースタリオンはゲームを進める方法がとにかく複雑。

調教師や調教方法、体調管理。放牧のタイミングや

併せ馬など状況に応じてユーザーが

自分の愛馬を育てていかなければなりません。

このスクリーンショットをみてゲーム進行上

一番重要なボタンは何かわかりますか?



実は日付なんです…。


ここタップしないとゲームを進行できないという仕様。

一番押しにくい画面上部に設置されています。

この複雑なゲームシステムを進行していく上で

スーパーファミコンとの決定的な違いはコマンド入力から

タップ入力になった事です。

ゲーム制作側で準備しない限りスマートフォンに

コントローラーの概念はありません。

このダービースタリオンはゲームを進めていく上で

選択を迫られる部分がほとんどです。


[選択する項目 = ゲームを進める]


とするのであればゲーム進行上、重要なアクションボタンは

全て下に配置するのが妥当かと思われます。

iOS8以降搭載のiPhoneには簡易アクセスがありますが、

それを駆使してゲームを遊んでくれるユーザーは圧倒的に少ないはずです。

また、Androidユーザーの場合はどうなのかと言う問題もあります。



ボタンは一番操作しやすい場所に設置する事。

なにもゲームに限った事ではありません。

未だにスマートフォンのブラウザの検索入力エリアは

画面上部に設置されています。(めちゃくちゃ検索しずらい)

情報の優先順位としては合っていますが、

画面を操作する上では検索しずらくなっています。

アプリサービスを制作する上で

今までの常識や既成概念にとらわれることは新しい物を生み出せない。

そういっても過言ではありません。



プロトタイピングの重要性

制作する上でプロトタイプをいくつも制作すると思いますが、

とにかく実機に反映させて触ってみる!

親指一つで。片手で。両手で!

男性女性。触ってもらう。

それを肩越しにみてどうプレイするか、どこで行き詰まるか

チェックしてフィードバックを自分の制作したアプリに組み込む。

これが大事だなと改めて思いました。

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